1950-11-30 第9回国会 衆議院 経済安定委員会 第2号
この点はヒューバー博士が安本においでになつたときに、係の者から説明したのでありまして、そのときはその話を聞いてお帰りになられたのでありますが、その数字の使い方に疑問がある。むしろその二割五分の修正をするというようなことは、少しおかしいのではないかと考えるというようなお言葉がありました。
この点はヒューバー博士が安本においでになつたときに、係の者から説明したのでありまして、そのときはその話を聞いてお帰りになられたのでありますが、その数字の使い方に疑問がある。むしろその二割五分の修正をするというようなことは、少しおかしいのではないかと考えるというようなお言葉がありました。
ところが先ほど志田委員から御指摘がありましたように、私の方としても、まだ日本の統計材料というものが非常に不十分であり、またその集計技術なんかにつきましても研究中の点もありますので、きつぱりしたなまいきなことは言えませんが御指摘の業種別の数字を私どもで検討いたしますと、多少ヒューバー博士の方で思い違いをなさつている点もあるのではないかというふうな点もありまして、私どもの方の数字が、御指摘されたような過小
しかしヒューバー博士が皆さんの方に申し入れておる言葉は、なかなかそう簡單なものではないように私は聞いております。この推計は適当ではない、大部分は不完全な、不一致なものを来しておる、誤解でないとすれば、ある意味においては虚偽の推計に基いておるとまで極論しておるというお話でありますが、かようなことでは、日本政府の国際信用というものは、まことに脆弱なものといわなければなりません。